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ジャパニーズグラフィティ

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ニッポンのグラフィティ事情を調査する。
アメリカのストリートキッズの落書きから、ブレイクダンス・DJ・MCと並び、ヒップホップの4大要素の一つにまで成熟したアート、それが"グラフィティ"である。
そのエネルギッシュなムーブメントは、太平洋を渡り、遠き極東の島国、 ニッポンのキッズたちにも影響を与えている・・・・・・そう、与えているのは確かなのだが・・・。
ニッポンというフィルターを通したために生まれた、どこかミステリアスな作品たち。そんな成熟途中のニッポンの"グラフィティ"を調査。

ニューヨークの街中で存在感を放っているグラフィティ作品の数々...。
下の写真はそのほんの一部。


         Left: by ~R!$E~ x Right: by Franco Folin

                 by ~R!$E~

  by Søren Bo Steendahl
(注)Flickrからpictureをお借りしました。

 

さて、ニッポンのストリートに、これだけの作品が存在するのだろうか??
調査開始だ。

そこで向かったのは、都内屈指のストリート臭漂う町、池袋。
やっぱ不良といえば池袋ウエストゲートパークでしょ。

この町に、あのNYに匹敵するジャパニーズグラフティはあるのだろうか...?
炎天下の池袋、道端の壁に注意を払って歩き始めると...。

作品No.1

う~ん・・・。
まるで想像していなかった構図に、いきなり面食らってしまった。
はっきりと描かれた"今"の文字に日本らしさを感じる。
が、それを見守る2体の生物の存在で、この作品の意図の解読は迷宮入り。
NYのものとはまるで違う・・・。

気を取り直して歩を進めると・・・

 

作品No.2

おのれの母壁がそびえる都市の名前を最高に最低なダジャレで罵っている。
添えられたのはライターのイニシャルだろうか?
どのみちサングラスをかけたキノコが描いたわけではないだろう。
これも違う。

 

さらに調査を進める・・・

作品No.3


     押忍

大和魂をヒシヒシと感じる1ピース。
が、これも違う・・
ヤンキー文字に分類されるものだろうか。

 

ここまでを振り返ると必ず日本語が盛り込まれている。
わが国のライターたちは、母国語に並々ならぬ誇りを持っているようだ。
英語で書かれた作品はないのか・・・?
汗だくでさらに調査をすすめると・・・。

あった!

作品No.4

なんて書いてあるのだろう?解読を試みる。

平和も正義も意味なんてねえ!!!
マッポ野郎はクソでも喰らえ!!

なんて怒りに満ちたメッセージだろう。
このライターに何があったかは分からない。
ただ、隣に添えられたご陽気なマークにより、ボクはこのメッセージの真意を見失った。

う~ん日本ではこれが限界か・・・。

真夏の太陽のもと、汗だくで調査を進めたが今日はいったん引き上げよう。
あきらめて池袋から西武線で帰路に着く。

NYの作品に匹敵する、ジャパニーズグラフィティはどこにあるのか・・・
そもそもあるのか?
まだまだそこまでの段階には達していないのか・・・。

ニッポンのアートシーンに、勝手に落胆していたその時!
西武線の車窓から不意に何かが目に入った!

吸い込まれるように次の駅で下車し現場に向かう。
場所は東久留米市ののどかな畑。

さらに歩みを進める・・・。

と、なにかが見えてきた・・・。

まさか!その先には!
かき分け進んだその先には・・・。

あった!!


作品No.5

ついに発見した、ジャパニーズグラフィティ!
描かれ方、存在感といいまさにNYの作品を髣髴とさせる作品。
しかしなんでこんな田舎の畑に・・・。
まあ、そんなミステリアスさもジャパニーズグラフィティ。
ということで・・

調査結果
東久留米の大根畑にジャパニーズグラフィティはある。

 

今後も街に溢れるジャパニーズグラフィティたちを調査予定。

 

*グラフィティを描くには、所有者の許可が必要です。
無断で行うと器物損壊罪に問われる可能性がありますので、ご注意ください。


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